From:西尾修志
今でこそ、僕はストリートで女性に声を掛けることに抵抗は無くなりましたが、やはりナンパを始めたばかりの頃は声掛けに強い抵抗がありました。
一人では声を掛ける勇気が無かった僕は、合同ナンパに参加したり、ナンパ友達と日程を調整して強制的に声を掛けられる環境を作るように意識していました。
人間は環境次第で自分の行動が大きく変わる生き物だと思いますから、今思うと意識的に「良い環境作り」をしていた自分は間違っていなかったと思います。
確かに合同ナンパで周りのナンパ師が声を掛けていたり、友達がナンパしているところを見ると「自分も声を掛けないと」という気持ちになって、声を掛けの抵抗感が薄れます。
しかし、その場だけテンションが上がっても、結局のところ一人のときに声掛けができなければ根本的な解決にはなっていないということです。
声掛けの抵抗が無くなるタイミング?
生まれつきの性格かわかりませんが、最初から全く周りの目を気にせずにナンパできる人もいます。(笑)
ですが、以前の僕のように、どれだけ声掛け数を増やしても、その場では声掛けの抵抗が無くなっても、一人で2週間後にナンパに出掛けると、声を掛ける抵抗感が復活してしまう…いわゆる「地蔵」に戻ってしまうことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
僕もまさにその一人ではあったのですが、最近はほとんど声掛けに対しての抵抗感はありません。
相手がどんな女性であっても、「声を掛けられない」というほどの抵抗感はありません。
その理由は、とにかくナンパをし過ぎて声を掛けることに慣れてしまったのもあると思いますが、一番の理由は別のところにあると思っています。
それは「成功がイメージできるようになってきたから」です。
声掛けに抵抗があったときの自分を考えてみると、「失敗するんじゃないか?」「声を掛けても何を喋ったら良い?」「無視されて相手の女性だけじゃなく、周りの人からもダサいと思われるんじゃないか?」などと、ナンパがうまくいくイメージができませんでした。
声を掛けてもうまくいく気がしない…周りからもダサいと思われて、ただ失敗してイヤな気持ちになるだけ…自分でそう思ってしまっていたら、声を掛けることに抵抗を感じるのも当然でしょう。
僕はナンパの声掛けに抵抗があったとき、声掛けができないわけですから、とにかくひたすら知識のインプットと、上手い人のナンパの音声を聴き込んでいました。
あとは上手い人とナンパを一緒にできる機会を何とか作り、それこそ合同ナンパにとにかく参加するようにして、上手い人のナンパを目に焼き付けるようにしていました。
なぜうまくいくのか?の、自分が腑に落ちる理論を知り、頭で理解をして、更に上手い人のナンパを見ることで、実践イメージも頭の中でできるようになっていきました。
結局、僕が声掛けに抵抗が無くなってきた理由は、「こうすれば成功するんじゃないか?」という道筋が、色々な意味で見えるようになったきた感覚があったからです。
ストリートナンパ実践会を開催する意味
Pickup Boot Campでは、ストリートナンパ実践会を開催していますが、その目的のひとつは「実際に上手い人のナンパを見て、うまくいくイメージができるようになって欲しいから」です。
ストリートナンパ実践会では、講師が目の前でナンパを見せてくれます。
セミナーも開催していますから、理屈でもナンパのやり方を知ることができます。
頭で理解して、実践イメージができるようになり、成功するイメージが頭の中でできるようになれば、僕は「地蔵」という問題は根本的に解決できると考えています。
成功するイメージがしっかり頭の中で描けるようになれば、あとは現状の自分と成功イメージと比較をすれば、課題が見えてきます。
たとえば、声の大きさが小さい、テンションが低い、エネルギーが感じられないなど、ひとつひとつ課題を克服していけば、少しずつでも必ず成功イメージに近づいていきます。
逆に言えば、成功イメージが頭の中でも描けないなら、どんな声掛けを目指していけば良いのかさえもわかりません。
そういう意味では、誰からも教わらず、上手い人のナンパも見ることなく、本当にゼロから「成功イメージ」を頭の中で試行錯誤することから始めて、独学でナンパができるようになった人に出会うと、本当にすごいなと思います。
少なくとも、上手い人のナンパのやり方を知り、上手い人のナンパを見ることで、理屈で理解することと、実践イメージができるようになりますから、大きく時間をショートカットすることができます。
それは僕自身の経験からも、間違いないと感じていることです。
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