From :上条司
大阪の自宅から、、、
実は今、僕の中でひっそりと将棋ブームが到来しています。
社会人になったばかりの頃、上司に勧められ、始めた将棋。
ここ一年くらいやっていなかったのですが、久しぶりにアプリをとってやってみたらやっぱり面白い。
いい感じの暇つぶしにもなるので、電車移動の合間やナンパの休憩中にちょくちょくやってます。
将棋といえば、ついこの間まで藤井聡太7段が話題に上がっていましたね。
高校生で、あの落ち着きようはすごいなと、テレビを見ていて、いつも思います。
自分の高校生の時とは雲泥の差だなと。笑
まぁ僕の過去話は置いといて、、、
将棋のプロは、ある局面の盤面をパッと見ただけで、最善手を思いつくことがあるそうです。
パッとみるとは、例えば他の誰かが打っている盤面を、横から通りかかった時にパッとみるという感じ。
ほんの少し、1秒ほど見るだけでも、頭の中で最善手が浮かび上がるそうです。
これってすごいことだと思いませんか?
だってあれだけ駒があって、何十通りもパターンがある中で、それまでの経過を一切見ていないのに、パッと見ただけで最善手が思い浮かぶ。
『やっぱりプロ棋士は違うな』と思わざるを得ないですよね。
しかし、実はこの技、、、あなたにもできることかもしれないのです!
このパッとみるだけで最善手が浮かび上がるのは、脳のある能力を使用していると言われています。
パターン化して保存する
人間の脳は、ある一定の物事に対して、パターン化して保存する習性を持っています。
例えば、『1+1=2』という式は、誰でもわかるだと思います。
しかし、小学校1年生の時は、この式は“わからなかったこと”ではないでしょうか。
おそらく、先生がリンゴのようなものを2つ、教室に持ってきて、
「リンゴ1つとリンゴ1つ、今ここにあるリンゴはいくつでしょうか??」
「2つになるよね。だから1+1=2になるんだよ」
とかなんとか説明されて、僕たちは「1+1は2になるんだ」ということを知ったのではないでしょうか。
この時、我々の脳は「1+1=2」ということをパターン化して保存する作業をしています。
この時、次に『1+1=』という数式を見たとしても、一々『リンゴとリンゴが1つずつあって、、、』なんて考えないですよね。
普通に『2』となるでしょう。
このように脳は、ある一定の物事に対して、脳は“パターン化して保存する”習性を持っています
では、もう少し難易度を上げますね。
「12の二乗は??」と、自分に問いかけてみてください。
パッと「144」と答えられる人と、そうでない人がいると思います。
それは高校生の時に数学で覚えた人もいれば、覚えていない人もいるからです。
ちなみに僕は覚えていません。笑
この時、僕を含む覚えていない人は、
『まず二乗って何やったっけ?』
『あぁ同じ数字をかけるやつか』
『なら12×12になって、、、』
『スマホの電卓を使お、笑』
となると思います。
一方数学を習っていた人は、、、
このような“間の作業”をすっ飛ばし、「144」とパッと頭に思い浮かびます。
覚えている人の頭の中は、先ほどのりんご同様、『これは12の二乗だから12×12で、、、』と行った作業を必要とすることなく、パッと「144」と出てくるのです。
あなたももうすでにお気付きのように、将棋のプロは、このパターン化が将棋に置き換わっているだけなのです。
それは、決して天才の言葉だけ片付けられるのもではなく、小さい時から何十回何百回何千回と対局を繰り返し、脳に染み込ませたパターンがあるので、最善手をパッと
見ただけでも思い浮かべることができるのです。
では、将棋のプロは『自分が打った局からしか学ぶことができないのか』と言われれば、もちろんそんなことはありません。
彼らは過去の棋士達が残している『棋譜』を見て、パターンを脳に保存します。
僕たちが先に「25の二乗は625」と誰かに教えてもらっていれば、頭の中で『25×25は、、、』と考えなくて済みますよね。
このように、彼らは過去の『棋譜』を見て将棋を学習し、パターンを脳に保存します。
さらに若い世代になると、今話題のAIを使っています。
AIと対局したり、AIとAIを戦わせて、、、なんてことも。笑
もはやとんでもない世界だなと思いますよね。笑
話を戻して、、、
このように、棋士たちは膨大なパターンを、頭の中に保存しています。
なぜ、こんな話をしたかというと、この話がナンパにも当てはまるからです。
例えば、今、まさにあなたが女の子に声をかけ、ガンシカをされている。としましょう。
メンタル面は頑張って保ってください。笑
女の子にキッ!!と睨まれている状態です。
この時、ガンシカ崩しのパターンを脳に保存できていれば「もしかして怒ってない?笑」などのフレーズを使い、ガンシカを崩すことができます。
一方、ガンシカ崩しのパターンが脳内になければ、自分でなんとかしてその場でガンシカ崩しフレーズを編み出すか、諦めるかの選択をするしかありません。
その場で編み出す場合、『この女の子はなぜガンシカをしているのか?この状況を覆すためにはどうするべきか』とあなたの脳は頑張って考えます。
しかし、女の子はあなたの脳が対策にたどり着くのを待ってくれるほど、優しくありません。
そもそも、ガンシカをしているわけですからね。笑
対策にたどり着く前に、スタスタ歩いて行って駅の改札をくぐってしまうでしょう。
ナンパの場合、将棋のように自分の持ち時間はありません。
女の子は待ってくれないので、いかに早く対策を出すかが勝敗を分けます。
そのため、自分の脳内に対策がパターン化して保存されているかどうかで、女の子のガンシカを崩せるかどうかが変わってしまうのです。
また、ナンパで会話を盛り上げるためには「面白い切り返しをしましょう」とよく言われます。
女の子を笑わせることができれば、ナンパの成功率も上がるので、面白い切り返しをすることは有効な手段です。
そのため、もし、あなたの脳内に面白いフレーズが事前に保存されていれば、女の子と会話している時にパッとフレーズを出すことができので、会話を盛り上げることができますが、保存されていなければ、その場で編み出す必要があります。
その場で編み出す天才であればいいですが、そんな人たちは特殊な人たちであり、普通は思いつきません。
女の子の会話に対してせいぜい「そっかそっか」など、相槌を打つことしかできません。
この場合も、切り返し方パターンが脳内に保存されているかどうかで、結果に差が出てしまいます
切り返しフレーズを脳内に保存する
女の子の反応に対する「切り返しフレーズ」を事前に脳内に保存しておくことで、会話を盛り上げることができます。
・女の子が最初から笑ってくれていたら、どうするか
・ガンシカされたらどうするか
・堂々と「なんですか??」と言われたらどうするか
対策を事前に脳に保存しておくだけでも、オープンから平行トークにスムーズに入り、会話を盛り上げやすくなります。
そして、ここが一番のポイントです。
ナンパは将棋みたいに膨大なパターンがあるわけではありません。
ナンパは将棋のように知と知の戦いではないですからね。笑
街中で『私ナンパされるかも、、、ナンパされたらどうしよう』なんて考える女の子はいません。グーグルで日々「ナンパ 対策」「ナンパ 撃退方法」なんて調べている女の子もいません。
女の子の脳内には、ナンパに対する対策など、過去の自分で得た経験ぐらいでしか保存されていないのです。
そのため、声をかけた時の女の子の反応は、3パターンくらいに限られます。
大体先ほどお話しした、3つのパターンに収まります。
そのパターンに対しての切り返しフレーズを、脳内にあらかじめ保存しておく。
この準備をするだけでも、ナンパの成功率をぐっと上げることができますよ。
P.S.
StartUpセミナー2019では、僕自身のナンパで作り上げた、実践で即座に使える切り返しフレーズを紹介する予定です。
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