基本的に女性は恋愛に対して受け身な人、たとえば「自分で決断できない」という女性も多いですから、ときには男側からの「押し」が必要になることがあります。
たとえば、女性を楽しませて良い感じに距離を縮めることはできたとしても、押しが弱いことが原因となってしまって、女性にとっても「一歩踏み出すことができない」という状況があるかもしれません。
ナンパであれば連れ出しや番ゲのオファーの場面、他にも、告白の場面でも
「OKしたいけど、いいのかな?どうしようかな?」
という気持ちの女性に対しては、「クロージング」というテクニックが役に立つ場面も多くあります。
クロージングとは
「クロージング」という言葉の意味は、「相手に結論を迫り、意思決定しやすい環境を整えるためのテクニック」というイメージで捉えてみてください。
営業職の方であればご存知の言葉かと思いますが、「クロージング」はナンパ師の間でも使われている言葉のひとつです。
ナンパにおいてのクロージングとは、番ゲのとき、あるいはカフェやホテルなどに連れ出すときなど、女性に行動を取ってもらいやすくするための「背中を押す作業」です。
ちなみに「クロージング」とは、決して「勇気を持って押しましょう」といったメンタルの話ではなく、むしろ、もっとテクニック的な問題です。
たとえば、どういう状況が「人間が意思決定をしやすいか」といった傾向は、心理学などでも色々と研究されている分野です。
そういった知識を勉強することで、ただシンプルに、
「ちょっとくだけいいじゃないですか!」
「10分だけいきましょうよ!」
といった、強い押しだけに頼る必要がなくなります。
むしろクロージングはただ押せば良い、というわけではありませんし、逆に押し方を下手にやってしまうと、せっかくのプラス印象がマイナスに振れてしまうこともあります。
要するに「テクニックを知っているか知らないか」で差が付く部分と言えます。
実際、特にナンパにおいては、女性が多少は「その気」になっていたとしても、「ナンパだからこそ」という心理的な壁から、女性はなかなか番号交換を了承してくれなかったり、連れ出しに応じてもらえない場合もあると思います。
こういった「あと一押しのテクニックが欲しい」という場面で、「クロージング」が役に立ちます。
本当に「理由」が弱いから連れ出せないのか?
もう一度大前提を確認しておきますが、相手が「どうしようか迷っている」という状態で、あと一押しがあれば行動するかもしれない、、、と言った場面で役に立つテクニックが「クロージング」です。
言い換えれば「決断させるための技術」です。
特にナンパではこういう場面で悔しい思いをした経験がある方も、決して少なくないと思います。
「あと一押しで電話番号ゲットできたのに、、、」という状況です。
一押しが足りなかった原因のよくあるミスのひとつとして、相手が迷っている状態で「理由を説明して説得しようとすること」です。
たとえば、カフェへの連れ出しをしたいとき、簡単な理由を説明して応じてくれないのであれば、それは「理由が弱いから応じない」のではありません。
どうやったらカフェに一緒に来てくれるか?を、下手に理由を考えたところでうまくいきません。
むしろ「言い訳がましい誘い方」になってしまうと思います。
「この人は下心を隠すために理由を考えて誘っているな」という印象は、女の子からすればまず間違いなく「悪印象」です。
男性は女性よりも「理性的な生き物」と言われていて、女性は男性よりも「感情的な生き物」と言われています。
実際、そういう傾向があるのではないかと僕も思っています。
そう考えると、実は「理由」を説明することは、特に女性が決断をするときの一押しにはなりにくいと言えます。
重要なのは「感情的な判断」をさせるための、一押しをする方が大事です。
「クロージング」テクニックを学ぶ
では、実際にどうすれば「感情的な判断」を女性にさせやすい一押しができるのか?
そのためのテクニックや考え方は、実は恋愛というテーマから離れれば、色々と本に体系的にまとめられています。
是非、「恋愛に応用する」という視点を持って、クロージングに関連する本を読んでみてはいかがでしょうか?
女性と会話をしたりして距離を縮めることはできるけれど、あと「一押し」の仕方がわからない、下手だと自覚できる、という方であれば、その問題をかなり改善させられると思います。
「クロージング」を学ぶのにおすすめの本
クロージングについての知識、ノウハウがまとまっている本として、僕のおすすめする本を紹介させて頂きます。
特に「具体的ですぐに使える実践的なテクニック」がメインで、更に読みやすい本がこちらの「クロージングの心理技術21」という本です。
もちろん、これは「ナンパや恋愛の本」ではありません(笑)
もともとクロージングという言葉は営業の言葉ですから、カテゴリーとしては「営業ノウハウ」に分類される本です。
商品の営業もナンパも恋愛も、
「目の前の人におオファーをして、行動を起こしてもらいたい」
という意味では共通している点も多いですから、営業のテクニックは結構そのままナンパに応用できることが多いです。
是非、興味があれば目を通してみてください。
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